平原絢香さん、デビュー20周年を迎えて – 音楽への情熱と亡き父への想い

音楽

2024/07/26 徹子の部屋

ミュージカルデビュー10周年

平原絢香さんといえば歌手というイメージが強いですが、実はミュージカル俳優としても10周年を迎えたんです。現在は「ムーランルージュ」に出演中で、その役作りには並々ならぬ努力を重ねています。なんと、役への理解を深めるためにニューヨークまで足を運び、本場の公演を観てきたそうです。

さらに興味深いのは、衣装についてのエピソード。「布の面積が結構ない」そうで、ファンの中には心配する声もあったとか。しかし、彼女は11年間のクラシックバレエ経験があるため、レオタードには慣れているそうです。プロ意識の高さと、役者としての適応力が光りますね。

音楽への情熱

平原絢香さんの音楽への情熱は幼少期から芽生えていたようです。プロのサックスプレーヤーであったお父様、故平原まことさんの影響でミュージカルに親しみ、サックスの演奏技術を歌唱にも活かしているんだとか。特に印象的だったのは、高音を出すコツについて。「息の方向を上に向ける」ことだそうで、まるでサックスを吹くときのように、鼻の中に息が入るくらいの感覚だと説明していました。

また、耳コピの能力も高いようです。中学1年生の時、父親が吹き込んだルパン3世のテーマを耳で聞いて練習し、見事に演奏してしまったというエピソードは、彼女の音楽的才能を物語っていますね。

亡き父への想い

3年前に亡くなられたお父様への想いは、彼女の音楽の中に今も生き続けています。父のサックスを受け継ぎ、コンサートで演奏したり、「空っぽのハート」という曲で父への想いを表現したりしています。

特に感動的だったのは、この曲のミュージックビデオ撮影時のエピソード。父のサックスを使って自ら演奏し、その音源を録音したそうです。生演奏では聴けない父との共演を、映像という形で実現させた想いが胸に迫ります。「寂しい」という気持ちが「嬉しい」に変わったという言葉からも、音楽を通じて父との絆を感じ続けている様子が伝わってきますね。

最近の活動

10月からはコンサートツアーが始まるそうです。このツアーでも、父のサックスを演奏する予定だとか。さらに、「徹子の部屋コンサート」への出演も決定。11月29日に東京公演、12月1日に大阪公演があります。

このコンサートには、岩崎宏美さん、美川憲一さん、コロッケさん、南こうせつさんなど、豪華ゲストも出演予定。特に、松平健さんの「マツケンサンバ」が生で聴けるというのは、ファンにとって見逃せないポイントかもしれませんね。平原絢香さんも、父がこの曲をよく演奏していたと語っており、彼女にとっても思い出深い曲のようです。

プライベート

最近は、お母様と愛犬との生活を楽しんでいるそうです。愛犬のサラちゃんは、頭が良くてとても賢いとのことで、散歩の時、自分でリードをくわえて持ってきてくれるほどだとか。そんな愛らしいエピソードを聞くと、家族を大切にする彼女の優しい一面が垣間見えますね。

20年ぶりに長期休暇を取ってロサンゼルスへ行ったそうですが、姉家族との滞在は予想以上に賑やかだったようです。甥っ子姪っ子は「怪獣みたい」だったとか。楽しかったけれど疲れたという正直な感想に、親近感を覚える人も多いのではないでしょうか。

意外だったのは、料理が「食べる専門」だということ。両親は料理上手だったそうですが、その才能は受け継げなかったようです。でも、家族で食事を楽しむ時間を大切にしていた様子が伝わってきて、温かい家庭環境が想像できますね。

今後の展望

40歳を迎えた今も、さらなる成長を目指す平原絢香さん。「まだまだ勉強しなきゃいけないことがたくさんある」と謙虚な姿勢を崩しません。お父様の分まで音楽を続けたいという強い意志を持ち、当面は結婚よりも音楽活動に専念するそうです。

「父の音楽がみんなにもうお届けできない」という悲しみを抱えながらも、父が残した音を通じて、その想いを伝え続けたいという平原絢香さん。音楽への真摯な姿勢と、家族への深い愛情が、彼女の歌声をより一層魅力的なものにしているのかもしれません。

彼女の20年間の歩みは、音楽への愛と家族愛に溢れています。これからの活躍が本当に楽しみですね。皆さんも、平原絢香さんの音楽に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?きっと、心に響くものが見つかるはずです。

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